鹿島敗退 試合終了間際に失点
「ACLグループステージH組 鹿島2-3FCソウル(韓国)」(5日、カシマ)
鹿島はFW赤崎のゴールで先制したものの、試合終了間際の失点などで敗れ、グループステージ敗退が決まった。
1-2から後半33分にMF柴崎のボレーで追い付いて迎えた試合終盤。勝たなければ決勝トーナメントに進出できない鹿島は勝ち越しゴールを狙ったが、反対にFCソウルに攻め込まれた。最後は後半ロスタイムにゴール正面からMFマウリシオ・モリーナに決められ万事休す。2-3で試合終了のホイッスルを聞いた。
前半8分に赤崎のミドルで先制したが、セットプレーで守備の甘さを露呈した。同36分、右CKから飛び込んできたイ・ウンヒにヘッドを入れられると、後半6分には、右CKからショートコーナーでつながれ、ファーサイドに走り込んだMFオスマールに決められた。失点は2点とも鹿島のマーカーが背後を取られてのものだった。
試合後、トニーニョ・セレーゾ監督は「セットプレーでアウェーで負けて、(今日も)セットプレーで負けた」、「球際で勝たないといけないのは当たり前」、「接触したくない、とプレーしていたら、チームはずっと失点する」と球際での接触プレーの弱さを嘆いた。
H組からは広州恒大(中国)とFCソウルが決勝トーナメントに進出する。