ハリル・ジャパン初陣の前半は0-0

 日本-チュニジア 前半、攻め込む酒井宏(左)=大銀ドーム
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 「キリンチャレンジカップ・日本-チュニジア」(27日、大銀ド)

 バヒド・ハリルホジッチ新監督(62)の初陣となる日本代表がチュニジア代表と対戦し、前半を0-0で折り返した。

 スピードあふれる攻撃で、何度もチャンスを作った。前半21分にはMF清武弘嗣(ハノーバー)の左CKに中央のFW川又堅碁(名古屋)がヘッドで合わせたが、クロスバーを直撃。同32分にも右サイドの酒井宏樹(ハノーバー)のスローインからFW永井謙佑(名古屋)、MF長谷部誠(E・フランクフルト)とダイレクトで流れるようにつなぎ、MF清武に絶妙なパスが通ったが、左足シュートは相手GKにキャッチされた。

 同43分にはFW武藤嘉紀(FC東京)が右から抜け出してシュートを放ったが、相手守備陣に阻まれた。

 前日会見で「新しい選手を使いたい」と話したとおり、新指揮官はこれまでA代表出場経験のないDF藤春廣輝(26)=G大阪、FW川又を先発に抜てき。FW本田圭佑(28)=ACミラン、岡崎慎司(28)=マインツ、MF香川真司(26)=ドルトムント=が先発を外れた。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでチュニジアは25位、日本は53位。過去の対戦成績は日本の3戦3勝。

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