長谷部誠、スマトラ地震の地元高校訪問

 サッカー日本代表のMF長谷部誠(E・フランクフルト)が22日、インドネシアのバンダ・アチェで、04年に発生したスマトラ沖大地震の犠牲者が眠るランバロ共同墓地や震災を経験した子どもが通う地元高校を訪問した。

 共同墓地で花を捧げ、バンダ・アチェ第一高等学校では高校生から地震が発生した当時や、そこから復興するのに必要なことについて対談した。「子どもに心のケアは大切」、「津波が来たら何をしたら良いのかはわかる。そうしたソフトが大切だ」などの意見を聞いた。

 東日本大震災の復興活動にも協力している長谷部は「10年前にあの大災害を経験した若者が、こんなに真摯(しんし)に、そして真剣に、防災や復興、そして地域や国の将来を考えていることを知って、そうした若者に出あうことができて、本当にうれしかった」とコメントした。日本の被災地とも共通する点があるとして、「今日ここで高校生から伺ったお話は、日本に帰って、1人でも多くの人たちに伝えたいと思います」と今後につなげることも誓った。

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