アギーレ監督でアジア杯 今後に含みも

 日本サッカー協会は18日、理事会を開き、スペインの検察当局に八百長試合に関与したと告発されているハビエル・アギーレ監督について、アジア杯(来年1月12日初戦、オーストラリア)の指揮を執らせる方針を確認した。

 原専務理事がこの日の午後、会見を開き報道陣に説明した。「現段階でアギーレ監督がどうのこうのということは全く考えていない。アギーレ監督がアジア杯の指揮を執ります」と現時点では監督を交代させる考えがないことを明かした。ただし、「現状の正しい認識、あるいは、今後どうなっていくのか情報収集をすることが一番大切だと思っている」と、今後の捜査や訴追をにらみ、含みを持たせた。

 大仁会長は理事会の冒頭で出席者に対し、「多くのサッカー関係者、選手に心配をかけ申し訳ない」と謝罪した。

 日本代表は今月29日から、東京近郊で合宿をスタートさせる。来年1月2日には大会開催地のオーストラリアに出発する。

 疑惑が向けられているのは、11年5月21日のスペイン1部、サラゴサ-レバンテで、アギーレ監督が率いていたサラゴサが2-1でレバンテを下し、1部残留を決めたことに関する一件。アギーレ監督や選手、クラブの会長らが試合結果を操作することで合意し、レバンテの選手らに約1億4000万円の現金を支払ったとされている。

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