ザック前代表監督「4年は短い」 退任後初来日し講演

 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ前監督が26日、東京都内で一般向けの講演会を行い、1次リーグで敗退したワールドカップ(W杯)ブラジル大会を「どんな強豪と対戦しても、怖がらないチームを築きたかった。完成させるのに4年間は少し短すぎた」と振り返った。

 W杯後にイタリアへ帰国してから今回が初来日。約600人の聴衆を前に「まず自分から歩み寄る」「叱る前に褒める」「どんな状況にも応じるフレキシブルさを保つ」などと信念を披露した。

 司会者に今後Jリーグのチームを率いる気があるかを問われると「正直、今はない。ただ、将来は気が変わるかも」と話した。

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