女子W杯、人工芝の妥当性を強調

 【ロンドン共同】来年カナダで開催されるサッカーの女子ワールドカップ(W杯)で人工芝のピッチの使用に有力選手が反対している問題で、会場を視察した国際サッカー連盟(FIFA)コンサルタントのハリソン教授は23日、「カナダの厳しい気候で天然芝をいい状態に仕上げるのは難しい。会場の多くが求められる基準を満たすには人工芝しかないと受け入れている」と使用の妥当性を強調した。

 米国代表FWワンバックらは、男子のW杯を天然芝で実施して女子のみ人工芝で行うのはカナダの法律で男女差別に当たると主張し、天然芝での開催を求めてカナダの裁判所に提訴している。

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