神戸の守護神、古巣対決で堅守見せるぞ

 リーグ6位のJ1神戸は17日、次節・清水戦(20日、神戸ユニバ)に向けて、神戸市西区の練習場で調整した。

 神戸のGK山本海人(29)は古巣との直接対戦に闘志を燃やしている。

 生粋の清水っ子だ。清水市(現・静岡市清水区)出身、清水ジュニアユースから同ユースを経て04年にプロ入りし、12年まで9年間在籍した。7月末から就任した大榎監督は、サテライトのコーチとして教えを仰いだ。「直接対決は、選手やスタッフ、サポーターに成長した姿を見せられる機会」と、意気込んでいる。

 3度目の対戦だ。5月にリーグ(1△1)、ナビスコ(2○1)で敵地へ乗り込んだ。「どこでやろうが楽しみですよ。アウェーでやったときも興奮した」と振り返る。

 「後悔させるくらいのプレーはしたい。今できる100%のプレーをして、いい結果で終わりたいと、いつも以上に思う」。気合の入った守護神・山本が、神戸ゴールを守りきる。

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