アルゼンチンサッカー協会会長が死去

 アルゼンチンサッカー協会の会長で国際サッカー連盟(FIFA)の副会長を務めていたフリオ・グロンドーナ氏が7月30日、ブエノスアイレス市内の病院で死去した。これを受け、日本協会から大仁邦弥会長、川淵三郎最高顧問、小倉純二名誉会長の3人が哀悼の意を表した。

 大仁会長は2020年東京五輪招致に協力を受けたことを感謝した。昨年9月にアルゼンチンサッカー協会のトレーニングセンターを案内されたことを振り返り、「大きな体に満面の笑みを浮かべながら説明してくださる会長の話を聞きながら、日本協会も早く自前のトレーニングセンターを持ちたいと気持ちを新たにした」との談話を発表した。

 02年のW杯日韓大会で強い関わりがあったとした川淵最高顧問は、招致活動の裏話を披露した。「招致活動に赴いた時のこと、南米サッカー連盟のニコラス・レオス会長をはじめ、グロンドーナ会長ら、各国協会の幹部が集まった夕食会で、南米の3票は日本を支持すると、レストランのナプキンに血判状がわりにサインしてくれた。そのナプキンは大切にしまってある」と懐かしんだ。

 FIFAの理事経験者である小倉名誉会長も「私がFIFAの理事になってからも、経験豊富なグロンドーナ会長にいろいろ教えていただいた。ともに働けたことを誇りに思う」とし、冥福を祈った。

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