国立競技場改築費用に54億円
サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は17日、過去最高の約1080億円に上った13年度の売り上げの5%に当たる約54億円を、20年東京五輪のメーンスタジアムとなる国立競技場の改築費用に充てることを明らかにした。
昨年5月の同センター法改正により、くじの売り上げの5%以内を国際大会で使うスポーツ施設の整備費に充てることになった。同センターによると下村文科相は3月、多額の整備費が問題となっている国立競技場の改築に5%全てを使うことを決めた。
JSCの助成審査委員会は、東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会などに対する助成制度も新設した。