大学院生ボクサーの坂本真宏が8回戦
「ボクシング・フライ級8回戦」(7月31日、大阪市住吉区民センター)
大阪市立大工学部で研究する現役大学院生ボクサーで東洋太平洋フライ級8位、日本同14位の坂本真宏(25)=六島=が16日、大阪市内で会見し、7月31日、大阪市住吉区民センターで諸一宇(尼崎)とフライ級8回戦を行うことを発表した。
坂本は高学歴理系ボクサーとして14年12月にプロデビュー。昨年は大学院試験の勉強を重ねながら、全日本新人王も獲得し、敢闘賞に輝いた。院試験合格という2つの目標を見事に果たした。
4月からは院生として「チタニアナノチューブの形成」に関する研究と、授業を重ねながら、ボクシングと両立をさせてきた。
「学業もしっかりとやっている。ボクシングでは今年はランクを上げて、タイトルが狙えるチャンスをうかがいたい」。大学生時代と違い、院生は提出物の量が半端ではない。
「9時から授業を受けて、合間には研究。終わるのが午後6時くらいになることもある。そこからジムです。大学ではレポート発表とかもある。そういうので評価されるので」と学者先生の顔で話していた。





