八重樫、挑戦者はマラソン選手並み

対戦相手のマルティン・テクアトペラが見つめる前で予備検診を受ける八重樫東(左)=東京都千代田区のホテルグランドパレス(撮影・出月俊成)
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 「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(8日、有明コロシアム)

 予備検診が5日、都内で行われ、初防衛戦に臨む世界3階級制覇王者・八重樫東(33)=大橋=、挑戦者の同級10位マルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=ともに異常はなかった。

 発表された数字を目にした八重樫はテクアペトラについて「体格は変わらない。予想通り」と落ち着いた表情。立ち会った大橋秀行会長は、挑戦者の「38/分」の脈拍数に目を留めた。

 「マラソン選手並みの数値だね。油断できない。スタミナがありそう」と、公開練習視察の手応えを確信。八重樫も「(会長から)手数が多くてスタミナがありそう、と言われている。どの道厳しい闘いになる」と、表情を引き締めた。

 テクアペトラは初対面の八重樫を「とてもカリスマ性のある人。リング上ではアグレッシブだけど、下りればカリスマです」と絶賛した上で「世界初挑戦でモチベーションは高い。チャンスは逃さない」と強気だった。

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