大仁田厚が被災地熊本に支援物資提供

 「超花火プロレス」で九州を巡業中のプロレスラー・大仁田厚らが19日、熊本地震の被災地に支援物資を提供した。大仁田らは熊本市の許可を得て、避難所となっている同市西区の市立城西小学校を訪問。18日に宮崎で調達した水、カップめん、缶詰、菓子などを手渡した。

 大仁田に同行したのは、邪道軍の保坂秀樹、パンディータ。そしてリング上では敵対関係にある橋本友彦(アパッチ・プロレス軍)も加わった。同小学校では、約100人の被災者が避難生活を送っており、校長がリーダーとなって、先生たちやボランティアスタッフで避難所が運営されているという。

 被災地では、さまざまな物資が不足し、断水でトイレが使えない状態。道路の至る所で陥没、亀裂が発生し、移動は迂回(うかい)を余儀なくされている。コンビニエンスストアは品不足が続き、ファミリーレストランやファストフード店は一部しか営業していない状況だ。

 祖先が熊本・天草の出身で、今回の熊本地震にひどく胸を痛めている大仁田は「校長先生がボクたちを、避難されている人たちに紹介していただきました。皆さん、大変なときなのに、感謝の言葉までいただいて、感激です。一人のおばあちゃんが、『そばの差し入れ、うれしかよ。ありがとねぇ』と言ってくれて。大変だろうけど、皆さん元気を出してがんばってください」と励ましのメッセージを送った。

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