WRESTLE-1・怪力火野が初防衛

 「プロレス・WRESTLE-1」(10日、後楽園ホール)

 昨年11月の参戦から快進撃を続ける火野裕士(31)が、田中稔(43)との20分を超える激闘を制して、WRESTLE-1チャンピオンシップの初防衛に成功した。怪力を誇る火野はパワーでねじ伏せにかかるが、ジュニア戦士・田中のスピードを生かした足攻めに苦戦。それでも、最後は3回目のトライで必殺のFucking BOMBを決めて、田中を粉砕した。

 試合後はトリガーの面々が現れ、タッグ王者の近藤修司が「本隊から挑戦を名乗り出るヤツはいないのか。こんなでくの坊にびびってんのか、本隊のヤツは。じゃあよ、火野、そのベルトに挑戦させろよ」とアピール。これに対し、火野は「全然ええよ。やったらええ。でもな、そこに落ちてるタッグのベルト、お前らのもんやろ。それにオレとKAZMAを挑戦させろ。それが条件や」と挑戦を受諾し、「WRESTRE-1に来て間もないオレが、もう2冠チャンピオンになりそうやぞ。(所属ユニットの)リアルデスペラードでベルト争奪したろやんけ」と、ファンに向かってほえた。

 インタビュールームでも意気上がるリアルデスペラード。NOSAWA論外が「完勝だよ、おい、本隊はどうした。何でトリガーなんだ。どうでもいいか」と話すと、火野も「(タイトルマッチが)先がどっちになるか分からんけど、どっちにしろボコボコにして、2発目もボコボコにしたるわ」と完勝での2冠獲りを宣言。これを受けて、WRESTLE-1は、3月6日の仙台大会でWRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王者の近藤、河野真幸組に火野組が挑戦することを発表した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス