“浪速のショー”中沢奨がKO宣言

 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級9位、日本同9位の中沢奨(23)=大阪帝拳=は8日、大阪市内で会見し、3月27日、東和薬品RACTABドーム(旧なみはやドーム)でテイル渥美(22)=渥美=と56・5キロ契約8回戦を行うことを発表した。セミファイナルを辰吉寿以輝(19)、中沢がメーンを務める。

 12月の前戦で渡部大介(ワタナベ)に3-0判定勝ちし、デビュー8連勝(4KO)。韓国出身のテイルは9勝(3KO)1敗の戦績で昨年来日し、日本1勝を飾っている。

 中沢は「相手は韓国から来てボクシングに人生をかけている。気持ちが強いと思うけど、僕も人生をかけている。負けない」と闘志をむき出しにした。

 スパーリングで交流もあり「うまいボクシングをするのでかみ合うと思う。前回は周りに『おもしろかった』と言われた。今回はKOして『すごかった』と言われたい」とKO宣言した。

 大阪帝拳の吉井寛会長は「年内にタイトル戦ができればと思っている。KOで勝っていただきたい」と完勝クリアすれば、初のタイトル挑戦に向け動く考え。アマチュア6冠の“浪速のショー”の勝負の年となる。

 またバンタム級の池水達也(23)は相手は未定ながら、8回戦を行う。昨年はプロ初黒星を喫し日本ランクを外れた。「モチベーションはすごく高い。今年、来年が勝負。試合で見せるだけ」と、気合十分に話した。

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