元東洋太平洋王者・好川菜々 武者修行へ

 ボクシングの元東洋太平洋女子ライトフライ級王者、好川菜々(37)=堺東ミツキ=が3日、夫で個人マネジャーの野上真司氏(40)とともに関西国際空港からメキシコ武者修行に旅立った。

 7カ月ぶりとなる再起戦を現地の20日に予定。「世界戦に向けて、すべてにおいて再出発。私には2つの夢があった。一つは世界チャンピオン。もう一つは海外で大きな試合をすること。今回の遠征は、現地のプロモーターに自分を売り込むために行く」とあえて厳しいアウェーに乗り込み、精神面も鍛える考え。「ケガさえなければ年内に2試合をやらせてもらえる話があるので、しっかりアピールしてチャンスをつかみたい」と意気込んだ。

 全日本女子アマで3階級制覇したアマエリートの好川は、4月29日に世界に初挑戦。WBA女子世界ミニマム級王者のアナベル・オルティス(メキシコ)に0-3の大差判定で敗れた。

 37歳の年齢からも進退に悩んだが「辞める決断をする方が大変」と現役続行を表明。7月7日の「菜々(なな)の日」に婚姻届けを提出し、再出発した。夫の野上氏は元WBOアジア太平洋王者で、日本初の夫婦王者となった。

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