初防衛の井岡に親友の浦和・槙野も声援

井岡一翔の母親・美穂さん(左)と話す浦和・槙野智章=大阪府立体育会館(撮影・保田叔久)
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 「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(27日、エディオンアリーナ大阪)

 王者・井岡一翔(26)=井岡=が3‐0の判定で、同級10位の挑戦者ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30)=アルゼンチン=を下し、初防衛に成功。井岡の親友、J1浦和DF槙野智章(28)がリングサイドで声援を送った。

 勝利後に井岡がリング上で肩車された際に着ていた浦和のユニホームは、槙野が第1ステージ優勝を神戸で決めた時に「これを着てタイトル戦で結果を残してほしい」とプレゼントしたもの。槙野に向かってガッツポーズする王者の姿に「まさか仕込んでいたとは」と目を丸くした。

 「今日まで並大抵ではない努力を積み重ねてきたことは知っている。有言実行の男ですね」と親友の勝利に感激の面持ち。「2015年は1月1日から一緒にいて、2人で結果を出そうと話していた。僕も結果を残さないと」と、同じアスリートとして大きな刺激を受けたようだった。

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