山中防衛戦 モレノが黒グローブ主張

WBC世界バンタム級タイトルマッチにのぞむ王者・山中慎介とアンセルモ・モレノ(左)=東京・飯田橋のホテルグランドパレス(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(22日、大田区総合体育館)

 王者・山中慎介(帝拳)の9度目の防衛戦となるアンセルモ・モレノ(パナマ)戦の調印式と記者会見が20日、都内のホテルで行われた。

 調印直後のグローブチェックでは山中が黒、モレノが青を渡されたが、モレノが「私も黒色を使いたい」と主張し、山中サイドが応じ、両者が黒色のグローブを使用することになった。

 9度目の防衛戦に臨む山中は「モレノは今、チャンピオンではないが、バンタム級ではトップだと思っている。彼に勝つことで自分がバンタムでトップと思われたい。必ず自分が勝ちます」と意気込みを語った。

 一方、前WBA同級スーパーチャンピオンとして12度の防衛を誇るモレノは「山中は左だけでなく、あらゆるパンチを出してKOを狙ってくるだろうが私のフィジカルは充実している。偉大な王者に勝って、自分も偉大な王者と呼ばれたい」と必勝を誓った。

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