一翔の3階級制覇 母校OBらが祝福
4月に世界最速3階級制覇を果たしたボクシングのWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=が7日、母校・興国高が初主催した「三階級制覇を祝う会」に参加し、恩師、同窓生ら350人に快挙を祝福された。
OBで元阪神・湯舟敏郎氏らから祝辞を受けた王者は「こういう日が実現できてうれしい」と感無量。高校6冠に輝き、今も同僚の同級生、元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮、OPBF東洋太平洋ライト級王者・中谷正義らと過ごした日々は原点。「仲間と出会えて、歯を食いしばって頑張った。楽しい思い出ばかり」と笑顔で懐かしんだ。
高校1番の思い出は3年時、大阪で開催された高校総体。「地元で宮崎、中谷と絶対に団体を連覇するしかないと誓い合っていた。濃い思い出」と地元での団体優勝を振り返った。
後輩らには「高校で頑張ることが人生の糧になる」とエール。自らも「活躍している姿を見せられたら。もっと強くなりたい」と誓った。