田中恒成の世界王座戦、新旧王者が予想

 「WBO世界ミニマム級王座決定戦」(30日、パークアリーナ小牧)

 日本選手最速5戦目でのボクシング世界王座奪取を狙う同級2位・田中恒成(19)=畑中=と同級1位・フリアン・イエドラス(27)=メキシコ=戦へ向け28日、3人の王者が名古屋市内の畑中ジムに集い、大予想会を開いた。

 元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士は「3回以降、恒成がペースを握る。6、7回で盛り上げて9回TKOで恒成。ボディーでダウン一発奪って、連打でストップ」と期待した。

 元WBA世界ミニマム級王者の星野敬太郎は「恒成のスピードが上回る。6回KO」と圧勝予想した。

 現役のIBF世界ミニマム級王者の高山勝成=仲里=は、対戦候補としてイエドラスの映像も見た経験から実力は五分五分と判断。「スタイルが真逆。ガードを固めて打ってくるし、カウンターも狙ってくる。恒成がスピードとタイミングをフルに生かせば恒成ペース。11回で恒成かイエドラスがKO」と語った。

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