リゴンドー、天笠より17センチ半低い

検診後、握手を交わすギジェルモ・リゴンドー(左)と天笠尚=後楽園ホール(撮影・吉澤敬太)
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 「WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、ボディメーカーコロシアム)

 大みそかのダブル世界戦の予備検診が25日、都内で行われ4選手とも異常なしと診断された。WBA・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のギジェルモ・リゴンドー(34)=キューバ=は身長が公表164センチより2・5センチも低い161・5センチ。「知らない。身長なんて関係ない」と言い放った。

 身長で17・5センチ、リーチで8センチ、天笠を下回ったが「全然問題ない。攻め方?当日、結果で見せる」とニヤリ。天笠に対し、「心から感謝したい。わざわざ自分の体重に合わせて戦ってくれる。尊敬するよ」と持ち上げた。

 WBA同級10位、WBO同級6位の天笠尚(29)=山上=は体格で上回ったが余裕はなし。「強そうな雰囲気。思ったより小さいし、ボディーに気を付けたい。大みそかに奇跡を起こしたい」と悲壮な口ぶりで話した。

 IBF世界ミニマム級3位、WBO同級1位・高山勝成(31)=仲里=は、「戦いが楽しみ」と悲願の4団体制覇へ気持ちは高まるばかり。

 前日には米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッド(電子版)が今年の年間最高試合に8月、メキシコでフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)を相手に戦ったミニマム級世界王座統一戦を選出した。「全階級の中で選ばれたのは誇り。ただ大みそかに勝ってこそ」と気合を入れた。

 IBF同級6位、WBO同級2位の大平剛(30)=花形=は「自分には一生に一度あるかないかのチャンス」と話した。

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