大仁田 貴闘力との再戦をアピール

貴闘力との再戦を要求し、顔写真を有刺鉄線バットで殴打する大仁田厚
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 大仁田厚(56)が15日、都内で会見し、リアルジャパン12・5後楽園でプロレス2戦目を行う貴闘力(47)との再戦をアピールした。貴闘力にとって、4・16代々木第2体育館で鈴木みのると組み、大仁田&矢口壹琅を相手に初陣を白星で飾って以来のリングとなり、初代タイガーマスクとの初タッグが決定済み。これに対し、電流爆破デスマッチだけですでに今年6試合をこなした大仁田がかみついた。

 「8カ月に1回『こんにちは』って、それほどプロレスは甘くない。(00年3月に)幕尻優勝してる上に関脇まで行った相撲時代の戦歴は認めるし、(4月に)矢口に放った左のど輪はすごかった。だからといって虫が良すぎる。相撲だって2カ月に1回だろう」と不快感を表明した。

 4月はコンビを組んだ矢口が敗れており、「決着はついてない」という認識で、打倒・貴闘力への思いは変わっていない。パートナーについては「のど輪に対抗できる(秋場所新入幕で13勝2敗の)逸ノ城クラスを用意する」と怪物の投入も示唆した。

 40年前の74年4月に全日本でデビューした大仁田のプロレス愛は本物。「フリーターじゃないんだから。やったりやめたりフラフラしてる貴闘力に引導を渡して、プロレス界から抹殺する。最後の試合にしてやる」と吐き捨てた。

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