井岡一翔 再起戦へ向けて進化

 「ボクシング10回戦」(16日、後楽園ホール)

 元世界2階級王者の井岡一翔(井岡)が9日、大阪市内の所属ジムで世界前哨戦のパブロ・カリージョ(コロンビア)戦に向け、練習を公開した。5月の世界3階級制覇挑戦に失敗した後、4カ月ぶりの再起戦へ向け「悪くない仕上がり。残り1週間で完全にしたい」と話した。

 前戦でプロ初黒星を喫し、「すべてスムーズに行かず考えて悩むことが増えた」ともがいた。試行錯誤しながら、「違う判断や発想力」で「ニュー一翔」を築いてきた。

 元世界5階級王者のシュガー・レイ・レナード(米国)の映像を繰り返し見て参考に。フライ級で戦う「スピードと足」を強化した。「今回は自分自身との戦い。ペースを握ってKOチャンスがあれば決めたい。前哨戦をいい内容で勝って1日も早く追王者に返り咲く」と意気込んだ。

 父でトレーナーの一法会長は「世界タイトルをするほどに仕上げてきた。出入りする中でのコンビネーションをやり切る。ニュースタイルと言っていい」と、進化に太鼓判を押した。

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