テッドさん墓参り 元大阪プロ選手

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 元大阪プロレスの選手らが12日、名古屋市内で、団体の名レフェリーだった故テッド・タナベさんの墓参りを行った。全員で丁寧に墓周りを清掃した後、順番に思い思いに墓前で手を合わせた。

 テッドさんは09年6月14日の試合を裁いた直後に倒れ、翌日に急性心筋梗塞で死去した。

 墓参りは毎年、命日に合わせて行っているが、昨年とは状況が大きく変わった。ことし4月20日で大阪プロ所属選手は全員がフリーとなり、レフェリー・リングアナも離れて旧体制は事実上の“解散”。大多数は主戦場を他団体へ移し“新生・大阪プロ”に継続参戦しているのは数選手のみとなっている。

 現在は活動拠点を東京に移しているテッドさん最後の弟子・吉野恵悟レフェリーは「みんな進む道はバラバラになったけれど、この先も絶対にこの時期には号令かけて、お墓参りをしていきます。テッドさんも僕らのことを気にかけて下さっていると思うので」と笑顔。大阪プロに“残留”したくいしんぼう仮面は「大阪プロは新しくなったけれど、いつも後ろでテッドさんが支えてくれていることを感じています。くいしんぼう仮面として一生プロレスを続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

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