イチ、代打で四球 チームは延長戦制す

 ブレーブスに延長勝ちし、ベンチを飛び出しナインの元へ向かうマーリンズのイチロー=アトランタ(共同)
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 「ブレーブス5-7マーリンズ(延長十二回)」(1日、アトランタ)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はブレーブス戦の八回に代打で出場し、四球。守備には就かず、打率は・342。メジャー通算安打数は2988本と変わらず、史上30人目の偉業まで12本のまま。

 2試合連続で先発を外れたイチローは1点リードの八回2死二塁の場面で登場。3番手左腕、セルベンカとの対決は3球連続ボールからストライク1つを挟んだ後、5球目が内角高めに外れて四球。1度もスイングすることなく、一塁へ歩いた。

 次打者ジョンソンの打球はセンターへの平凡な飛球。イチローは全力疾走で塁間を駆け抜け、中堅手が捕球した時には三塁を回っていた。

 試合は、マーリンズがオズナの2ランなどで3点を先制するも先発ニコリーノが五回に逆転2ランを被弾。1点を追う七回にオズナのこの日4安打目となる適時打で再逆転に成功した。

 マーリンズは前日にパドレスからトレードで獲得した抑えのロドニーを八回で起用するなどの継投で逃げ切りを図ったが、九回に守護神ラモスが同点弾を浴びて延長戦に突入。同点の延長十二回2死一、二塁の場面でエースのフェルナンデスが代打で起用されて2点適時二塁打。チームは連敗を「3」で止めた。

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