イチロー、メジャー通算2982安打

 ブレーブス戦の5回、ノリス(右)から中前打を放ち、一塁へ向かうマーリンズのイチロー=マイアミ(共同)
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 「マーリンズ2-3ブレーブス(延長十回)」(21日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(42)がブレーブス戦に「1番・中堅」で出場し、4打数2安打1四球だった。4試合ぶり、今季14度目のマルチ安打で打率は・353。メジャー通算2982安打で大台まで18本とした。

 前夜は4試合ぶりのスタメンで2打数無安打2四球だったイチロー。過去の対戦成績6打数無安打、1四球3三振の右腕ノリスに対し、初回の打席は空振り三振。フルカウントからの7球目、外角低めの151キロ直球にバットは空を切った。

 先発フェルナンデスの先制適時打で1-0となった二回1死一塁の場面は二飛。1ボールからの2球目、内角高めの148キロ速球を二塁手の後方に打ち上げた。アウトカウントを勘違いしたのか、フェルナンデスが二塁に向かったまま帰塁しなかったため、ダブルプレーとなった。

 2点リードの五回は先頭で中前打。フルカウントからの6球目、外角高めのボール気味の150キロ速球を中前へ。対ノリス10打席目にして初めてヒットを記録すると、本拠地のスコアボードにメジャー通算3千安打までの残りの本数「19」の数字が躍った。

 七回1死走者なしの打席は四球。2番手左腕アルバレスが3球連続で内角球を投じると地元ファンはブーイングを浴びせた。

 2-3の延長十回は先頭で遊撃内野安打。抑え右腕ビスカイーノに対し、カウント1-1からの3球目、外角低めの136キロスライダーを遊撃手の前に弾き返し、一塁を駆け抜けた。2番プラドが四球を選び、無死一、二塁。サヨナラ機を演出したが、後続が3連続三振で万事休した。

 試合は体調を考慮して10日ぶりの先発となったエースのフェルナンデスが7回1安打無失点の快投。しかし、セットアッパーのフェルプスが2点のリードを守り切れず、八回に追いつかれると、延長十回に中継ぎ左腕のダンが勝ち越し適時打を許した。

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