マエケン、打球直撃の右手は「大丈夫」

試合前にキャッチボールで調整した前田(撮影、小林信行)
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 ドジャースの前田健太投手(28)の次回先発が6月2日(日本時間6月3日)のカブス戦に決まった。ロバーツ監督が29日、明らかにした。同投手にとっては16日のエンゼルス戦以来、3試合ぶりに中4日のマウンドとなる。

 前夜のメッツ戦は5回を無失点に抑え、約1カ月ぶりの勝利となる4勝目。初回に痛烈なライナーを右手甲に受けながら続投し、二塁を踏ませない快投を披露した。

 試合後の検査で骨に異常はなかったとはいえ、“後遺症”が心配されたが、球場入りした前田は何も施されていない右手を見せながら「触れば(痛みは)ありますけど、問題ないと思います」。甲の部分はわずかに腫れていたが、「そんなにひどくはないと思う。大丈夫です」と話した。

 この日は試合前にキャッチボールを約10分行ったほか、野手のフリー打撃時に外野で打球を追った。

 今季の前田はここまで10試合に先発し、4勝3敗、防御率3・00。次戦の相手、カブスは両リーグ最高勝率・708、貯金「20」の強敵で、ナ・リーグ中地区首位を独走している。

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