マエケン、打球直撃も志願の続投

試合前にブルペンで投球練習する前田(撮影・小林信行)
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 「メッツ-ドジャース」(28日、ニューヨーク)

 ドジャースの前田健太投手(28)がメッツ戦に先発し、初回に打球が右手を直撃するアクシデントに見舞われた。

 今季10度目となるマウンド。初回の前田は先頭のグランダーソンに右前打を許したが、続くカブレラを一ゴロ併殺に打ち取り、傾きかけた流れを食い止めた。

 敵地が凍りついたのは3番コンフォルトの打席だ。カーブでストライクを取った後の2球目、148キロ直球をとらえられると、痛烈なライナーが前田の右手甲を直撃。大リーグが採用する解析データ、スタットキャストによると打球の速度は146キロだった。

 顔をしかめてマウンドでうずくまる前田を見てロバーツ監督やトレーナーらが三塁側ベンチから飛び出した。前田の右手はみるみる真っ赤に。それでもボールを手に取ると、投球練習を再開。4球投げた後、指揮官に向かってうなずき、続投を志願した。2死一塁から4番セスペデスを遊ゴロに打ち取り、ベンチに戻ると同僚からねぎらいの言葉を掛けられた。

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