マエケン、23歳投手に2打席連続被弾

 「ドジャース-メッツ」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手(28)がメッツ戦に先発し、5回6安打4失点で降板した。相手先発、ノア・シンダーガード投手(23)に2打席連続本塁打を浴び、2点ビハインドの展開でマウンドを降り、4勝目はならなかった。

 前田が浴びた2本の本塁打はともに投手からだった。1本目は両軍無得点の三回。先頭で打席に入ったシンダーガードに対し、初球、外寄り高め、143キロ直球を右中間席へ運ばれて先制点を許す。

 2本目は味方打線が1点の勝ち越しに成功した直後の五回。死球、四球で無死一、二塁のピンチを背負い、再びシンダーガードを迎える。カウント2-2と追い込んだが、外寄りの129キロスライダーを捉えられると、打球は左中間フェンスをギリギリ越える逆転3ランとなった。

 前田はその後も安定感を欠き、六回に連打を浴びて、無死二、三塁となったところで交代を告げられた。

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