マーリンズ、プエルトリコ遠征中止
大リーグ機構と大リーグ選手会は6日(日本時間7日)、プエルトリコで今月30、31日に開催を予定していたマーリンズ対パイレーツ2試合を中止すると発表した。中南米を中心に流行しているジカ熱の影響を考慮したもので、同2試合はマーリンズの本拠地、マーリンズ・パークで開催される。
発表によると、選手会が選手たちのジカ熱を懸念する声を受けて同機構のマンフレッド・コミッショナーに開催地の変更を要望。両国の政府高官を含めた話し合いの結果、同コミッショナーが中止を決定した。
マーリンズにはイチロー外野手が所属。選手や球団関係者らは米疾病対策センターからジカ熱に関する説明や現地での注意を受けていたという。