任天堂がマリナーズ株譲渡へ 地元企業に、8月に正式承認

 【シアトル共同】米大リーグ、マリナーズは27日、過半数の株式を保有し筆頭オーナーとなっている任天堂が、10%の保有分だけ残して、地元企業グループに株を譲渡することになったと発表した。それに伴い、最高経営責任者(CEO)のハワード・リンカーン氏は退任する。株式の譲渡は今年8月の大リーグのオーナー会議での承認を経て正式に決定する。

 マリナーズは1992年、山内溥氏(故人)が社長だったゲーム機器メーカー、任天堂を中心とするグループが買収し、日本企業初の大リーグへの資本参加として注目を集めた。

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