米大リーグ、ドジャース入りした前田健太投手が５日、東京都内で今季使用するスパイクのフィッティングに臨み、アリゾナ州で２０日に始まるキャンプに備えた。

　米国の硬いマウンドに対応するため、契約するミズノ社から試作品３足の提供を受けた。主な特徴は刃で、従来よりも２ミリ短い１２ミリに変更。「刃が短い方が刺さりやすいと聞いて試してみようと思った。実際にマウンドに立って、投球をして、微調整していきたい」と話した。

　メジャー挑戦は「不安の方が大きい」と本音を漏らすが、調整は順調なようで「キャッチボールは調子が良く、強い球を投げられている」と声が弾んだ。