元阪神マートン、カブスとマイナー契約

 元阪神のマット・マートン外野手(34)がカブスとマイナー契約を結んだことが2日(日本時間3日)、分かった。関係者によると、7年ぶりのメジャー復帰を目指し、24日(同25日)からアリゾナで始まるメジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加するという。

 マートンは09年オフにロッキーズから阪神へ移籍。日本では1年目の10年に日本プロ野球記録(当時)となるシーズン214安打を放つなど、6年間で1037安打をマークした。通算成績は847試合、打率・310、79本塁打、424打点だった。

 昨季終了後にフリーエージェントとなったマートンは昨年12月には自宅のあるテネシー州の自主トレ先で本紙の取材に応じ、「今はメジャーでプレーしたい気持ちが強い」、「新しい環境を前にしたルーキーのような気分」などと心境を吐露。09年10月4日を最後に遠ざかっているメジャー復帰へ意欲を燃やしていた。

 今季のカブスの外野手陣は中堅ヘイワード、右翼ソーラー、左翼はシュワーバーとコグランの併用を予定。マートンは残り1枠を4~6人で争うことになりそうだ。

 マートンにとってカブスは05年7月8日にメジャーデビューを果たした古巣でもある。チームには同じくマイナー契約からメジャー昇格を目指す川崎宗則内野手も所属しており、日本のファンにとっては目が離せないキャンプとなりそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス