ムネリンに米人気番組ホストがエール
カブスとマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手(34)が、24日(日本時間25日)から始まるメジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加することがこのほど球団から正式発表された。
米球界移籍以来、5年連続でマイナー契約からのメジャー昇格を目指す川崎に熱いエールを送るのは大リーグ専門局、MLBネットワークの人気番組「インテンショナル・トーク」のホストを務めるケビン・ミラーとクリス・ローズの2人だ。
スタジオと各球場を結び、選手へのインタビューが売りの同番組。川崎が初めて出演したのはブルージェイズ時代の2013年6月。チームメートのデローサから「スペシャル・ゲスト」として紹介された元気者は辞書を片手に満面笑みで登場し、いきなり、「ガヒーーーム!」と意味不明の言葉を叫び、2人を爆笑させた。
現役時代はレッドソックスなどでムードメーカーだったミラー氏は「大好きだね。選手としてだけでなく、人間的にもすばらしい。チームメートからも愛されている。こういう選手がメジャーには必要なんだ」と絶賛。「ガヒーーーム!あの叫びは今もはっきりと覚えている。すごく番組が盛り上がった。またメジャーに戻ってきて我々の番組に出演してほしい」と、早くも“出演オファー”を出した。
「日本に戻らず、ここでプレーしてほしいと思っていた」。川崎の米球界残留を願っていたローズ氏は、川崎が2度目の出演を果たしたときに辞書が2冊に増えていたエピソードを懐かしみながら「彼はファンタスティックな選手。出演後の視聴者からの反響はすごかった。またインタビューをしたいね」と3年ぶりの再会を切望した。