上原、古巣の賭博事件に落胆「残念」
レッドソックスの上原浩治投手(40)が23日、公式ブログを更新し、古巣巨人で発生した野球賭博事件について「残念なニュース」と落胆の思いをつづった。
上原はメジャーのワールドシリーズを目指した戦いを説明しながら、ポストシーズン開始前に予想していたことを記し、「別に何かを賭けてるわけでもないので…」と断った。
わざわざ念を押したのは「日本で今話題になってますからね」と、巨人での一部選手の野球賭博発覚のニュースを意識してのものだった。
そして自分が巨人在籍時、2軍選手相手に講演した際のことを振り返った。
「グランドには金が落ちてる。それを拾うために頑張れって話はした」と、上原はその講演で話した内容も覚えていたが「そこに福ちゃんは居なかったかなぁ…」と、最初に摘発された福田聡志投手(32)の顔を思い浮かべた。
福田は上原のそんな思いにもかかわらず、グラウンド以外に落ちている金を拾いにいったことになる。
上原は古巣で起こったそんな事件に「ちょっと残念なニュースだよね」と気を落とし、「これ以上、関わった選手が増えないことを願う」と最小限での決着を願った。