イチロー、ボンズに並ぶ通算2935安打

 レイズ戦の7回、通算2935安打となる中前打を放ち、歴代34位のバリー・ボンズに並んだマーリンズのイチロー=セントピーターズバーグ(AP=共同)
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 「レイズ4‐1マーリンズ」(1日、セントピータースバーグ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「9番・右翼」で出場し、2打数1安打1打点。七回の中前打でメジャー通算安打数を2935本とし、通算762本塁打や年間73本塁打などのメジャー記録を持つバリー・ボンズと並ぶ歴代33位に浮上した。

 2試合ぶりに先発で出場したイチローは、三回2死走者なしの第1打席で遊直。先発右腕・オドリッジに対し、1ボール2ストライクからの4球目、150キロの外角直球を打って出たが、ライナー性の打球は野手の正面だった。

 2点を追う五回1死満塁の絶好機は左犠飛。初球、148キロの外角直球を左翼線際のファウルエリアへ打ち上げた。三塁走者がタッチアップで生還し、8月12日のレッドソックス戦以来、134打席ぶりに打点を記録した。

 1点ビハインドの七回2死一、二塁の好機は2ボールからの3球目、150キロの外角直球をセンターへ。9月23日のフィリーズ戦の第2打席で右前打を放って以来、16打席ぶり(四球、犠打、犠飛含む)となる快音を響かせた。二塁走者が同点のホームを狙ったが、中堅手からの好返球で本塁タッチアウトとなった。

 試合は、マーリンズ打線が4安打で1点しか奪えず完敗。3連敗となった。

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