イチ先発9戦ぶりマルチ 歴代37位タイ

チーム練習のなかった試合前のフィールドで黙々と準備をするイチロー=アトランタ(撮影・小林信行)
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 「ブレーブス3-7マーリンズ」(2日、アトランタ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「6番・右翼」で出場し、4打数2安打1得点。先発出場では8月21日のフィリーズ戦以来、9試合ぶりのマルチ安打で打率を・252とした。メジャー通算安打数は2927本となり、歴代37位のアル・シモンズに並んだ。

 二回無死一塁の第1打席は、初顔合わせの右腕・ペレスに対し中飛。2ボール1ストライクからの4球目、150キロの外角シンカーを打ち上げた。

 2-3の四回は先頭で右中間二塁打。2ストライクからの4球目、この日初めて投じられた125キロのカーブを鋭く弾き返した。後続の内野ゴロと犠飛で同点のホームを踏んだ。

 3点を勝ち越した直後の六回2死走者なしの場面は二ゴロ。初球、148キロの外角シンカーを鋭く打ち返したが、二塁手の正面だった。

 4点リードの八回1死走者なしの打席は、初対決の右腕・カニフに対し、フルカウントからの7球目、148キロの外角高め直球を叩きつけて二塁内野安打。大きく弾み、二遊間を破ろうとする打球に二塁手が追いついたが、送球よりも早く一塁を駆け抜けた。

 試合は、マーリンズが同一カード3連戦3連勝で5月13日以来、約4カ月ぶりに地区3位に浮上した。

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