元ヤクルト投手、メジャー復帰後初勝利

 「ブレーブス0-4マーリンズ」(8月31日、アトランタ)

 昨季ヤクルトで4勝を挙げたマーリンズのクリス・ナーブソン投手(33)が先発し、六回途中2安打無失点で今季2勝目を挙げた。先発では米球界復帰後初、12年4月10日のカブス戦以来3年5カ月ぶりの白星となった。

 前回、8月26日のパイレーツ戦では四回途中7失点で敗戦投手になっているナーブソン。中4日の調整で臨んだこの日のマウンドは、一、二回をいずれも3人で片付けると、三回以降は走者を背負いながらも粘りの投球で後続を断った。

 六回1死から中前打を許したところで、利き手の左手中指のマメがつぶれたため降板。その後は4人の継投でリードを守り切り、チームは連敗を止めた。

 今季のナーブソンはマイナーで開幕を迎えたが、8月5日にメジャー昇格。その後は中継ぎで起用され、同16日のカージナルス戦でメジャー復帰後初勝利を挙げるなど、6試合で1勝0敗、防御率3・86とまずまずの成績を残し、同26日に先発に抜てきされた。

 この日は90球を投げて3奪三振、2四球。三塁を踏ませない好投だった。次回登板は中指の状態次第だが、10、11年に2桁勝利を挙げているベテラン左腕に対する首脳陣の信頼度が高まったことは間違いない。

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