イチロー厳しい判定に「お手上げです」

 レッドソックス戦の6回、2死二、三塁の勝ち越し機に見逃し三振に倒れ、顔をしかめるマーリンズのイチロー=ボストン(共同)
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 「レッドソックス4-3マーリンズ」(7日、ボストン)

 マーリンズのイチローは3戦連続でスタメンを外れ、二回の守備から左翼で途中出場。3打数無安打で打率は・246となった。6月19日のレッズ戦以降、ヒットはなく、15戦33打席無安打(代打8打席、3四球、2犠打含む)。試合は逆転負けで3連敗となった。

 イチローが思わず、天を仰いだ。1-1の六回2死一、三塁の好機。カウント1-2と追い込まれた後の4球目、バットを止めて見送った151キロの外角直球をストライクと判定された。

 この日の相手先発は左腕のマイリー。左打者に対して角度のある球を速いテンポで投げ込んでくるピッチャーだ。初対戦となった二回の打席は見逃し三振。ワンボールからの2球目、見送った148キロの外角低め速球をストライク判定された。

 「1打席目のワンストライク目で(ストライクゾーンが)怪しいのはわかった」

 厳しい判定は、続く六回の打席も変わらなかった。初球と2球目、いずれも見送った外角速球に球審の右手が上がる。イチローが渋い表情で審判の方を振り返る。ボール1つを挟んだ後の4球目、3つ目のストライクがコールされた。

 「(打って)行きたいけど、それでも無理なコース。そこまでやられたらお手上げです。それは無理です」

 悪球打ちで知られるイチローでさえも手が出なかった厳しいコース。この日も連続無安打を止めることはできず、33打席快音が出ていない。まずは悪い流れを断ち切りたい。

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