イチロー自己最長の29打席連続無安打

 「カブス1-2マーリンズ」(3日、シカゴ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「8番・右翼」で出場し、4打数無安打。19日のレッズ戦から13試合連続(代打7試合を含む)でヒットがなく、自己ワースト記録を更新する29打席連続無安打(3四球、2犠打含む)で打率を・251とした。

 この日の相手先発は、過去の対戦打率・400(20打数8安打)の右腕、ハメル。1-1の二回無死一塁の打席は1ボール2ストライクからの4球目、148キロの内角高めツーシームに空振り三振だった。この打席で26打席連続無安打となり、3年前に記録した自己ワーストを更新すると、続く五回の打席は先頭で二飛。カウント0-2と追い込まれた後の5球目、146キロの内角直球を打って出たが、小フライとなった。

 七回2死走者なしの打席は右飛。打者有利のカウント3-1からの5球目、146キロの内角直球を振り抜いたが、二塁手後方に落ちようとする飛球を右翼手のスライディングキャッチに阻まれた。九回1死二塁の場面は中継ぎ右腕のグリムに空振り三振。2球連続で見送った外角低めの速球をいずれもストライクと判定された後、ファウルで粘りを見せたが、カウント2-2からの6球目、151キロの内角低め直球にバットは空を切った。1試合2三振は今季スタメン出場37試合目で初めて。

 オープン戦では08年に26打席連続無安打(2四球、1犠飛含む)を記録しているが、今回は過去に経験のない長いトンネル。6月18日の時点で打率・294とし、3割を目前にしていたが、24打数無安打で打率も今季最低(開幕直後を除く)となった。

 試合は、マーリンズの4番ボアが同点の六回に4戦連続本塁打となる勝ち越し10号ソロ。1点のリードを3人の継投で守り切り、約2カ月ぶりに4連勝を飾った。

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