上原、3週連続薬物検査に当たり困惑

 レッドソックスの上原浩治投手が6月30日(日本時間7月1日)のブルージェイズ戦に登板、打者3人を抑えて18セーブ目を挙げた。しかし試合後、3週連続の薬物検査に指名され、「腑に落ちない」と公式ブログで嘆いた。

 上原はこの日、1点リードの九回裏に登板すると打者3人をいずれもフライアウトに仕留めた。これで3戦連続登板し、いずれも成功させた。

 そんな価値ある救援登板に、上原は「ファストボールでのフライアウトは、いい感じってことだからね。高めに投げてフライアウト。理想的だなぁ」と満足した。

 しかし、そんな試合後、水を差す出来事があった。「またドラッグテストに当たった。三週連続…」。

 大リーグの薬物検査は当初、キャンプ中とオフにのみ行われていたが、2013年にMLBとメジャー選手会が合意、シーズン中にも無作為抽出検査が行われることになった。

 誰が検査対象となるかは運の問題なのだが、さすがに3週続いては「ほんまにちゃんと選んでるんかな?って疑いたくなるわ」と上原はぼやいた。

 それも、首をかしげるのは「抑えだすと当たる。なんか腑に落ちない…」と、好調な時に限ってそれを疑うかのように検査を命じられるから。

 しかし疑っても検査を拒否することはできず、上原は「何度やっても結果は一緒だから、別にいいんだけど…」と、気を取り直していた。

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