イチロー、2戦ぶり先発で1安打2得点

 「ブレーブス2-8マーリンズ」(14日、アトランタ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・左翼」で先発出場し、4打数1安打、1四球、2得点だった。正左翼手のイエリチ外野手(23)が背中の張りで欠場したため2戦ぶりにスタメン出場し、今季初得点を記録した。

 前日の試合でダイビングキャッチの超美技を見せたイエリチが一夜明けのこの日、背中の張りを訴えて欠場。試合前の練習にも参加しなかった。

 球場入り後に先発出場が決まったイチローは、12年6月20日以来、約3年ぶりの対戦となった右腕のケーヒルに対し、初回無死二塁の打席は四球。3番スタントンの中前適時打で三進し、4番プラドの犠飛で今季初得点をマークした。3-0の三回は先頭で左飛だった。

 4-0の四回1死二塁の好機は2番手右腕、マリモンに遊ゴロ。カウント1-2から外角チェンジアップを遊撃手の右へ転がしたが、ゴールドグラブ受賞のシモンズの好プレーに封じられた。6-2の六回2死走者なしの第4打席は遊飛だった。

 4点リードの八回1死一塁の場面は中継ぎ左腕のマキラハンに対し、カウント1-2からの5球目、外角低めのスライダーを三塁線へ弾き返して三塁内野安打。今季3安打目を記録し、スタントンの適時打でこの日、2度目のホームを踏んだ。

 試合は、マーリンズが快勝し、連敗を「3」で止めた。

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