メジャーリーグでのプレーを目指す元ロッテ・渡辺俊介投手が米国時間２１日（日本時間２２日）、昨季所属した米独立リーグ、アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズと今季の契約を交わした。球団の公式サイトが伝えた。

　昨季は先発、中継ぎにフル回転し、３９試合（先発１６試合）に登板、８勝２敗１セーブ、防御率３・３６に成績でチームの優勝に貢献。シーズン後は昨年１１月下旬から、ベネズエラリーグでプレー。６試合に登板して１勝１敗、防御率２・９１。シーズン最終週には週間ＭＶＰも獲得した。

　渡辺は帰国後に「（メジャーへの気持ちは）去年より強くなった。一番可能性が高いところを選んでいきたい」と話していた。

　アトランティックリーグは開幕が４月下旬と遅いため、今後はそれまでの期間をメキシコリーグなどでプレーし、メジャー球団からのオファーを狙うことも視野に入れる。今年３９歳を迎えるサブマリン。海外での２年目の挑戦が動き出した。