パドレス、フ軍エース左腕の獲得に動く

 大リーグ、パドレスがレイズから獲得したばかりのウィル・マイヤーズ外野手(24)を交換要員にフィリーズのエース左腕、コール・ハメルズ投手(30)の獲得に動いている、と21日(日本時間22日)、フィラデルフィア・デイリーニューズ紙(電子版)が報じた。

 18日夜(同19日)から19日夜(同20日)にかけて“24時間”で5件ものトレードを発表するなど、大胆補強を展開しているパドレス。メジャー最低の打線を強化すべく、8月に37歳の若さでGMに就任したばかりのプレラー氏指揮の下、長打力のあるレイズのマイヤーズ、ドジャースのケンプ、ブレーブスのJ・アップトンの3人の外野手らの獲得に成功している。中でも、マイヤーズはレイズとナショナルズが絡み、計11人が動いた三角トレードの中心選手として話題を集めた。

 しかし、パドレスには今季の主力外野手だったメイビンとスミスが16年まで、ベナブルとクエンティンが来季まで契約を残しており、7人に膨れ上がった主力外野手の今後が注目されていた。

 一方、高給取りのベテラン選手を多くかかえるフィリーズは、チームのスリム化を目指しており、36歳の遊撃手、ロリンズをドジャースへ放出したばかり。6年1億4400万ドル(約173億3千万円)の契約のうち、4年9400万ドル(約112億3千万円)を残しているハメルズもトレード候補の1人に挙がっている。

 マイヤーズは13年にメジャーデビューし、打率・293、13本塁打、53打点でア・リーグ新人王を獲得。今季は右手首骨折の不運もあり、打率・222、6本塁打、35打点に終わったが、その長打力は高く評価されている。

 27日に31歳を迎えるハメルズは06年にメジャーデビューし、9年間で275試合に登板し、108勝83敗、防御率3・27。07年から12年まで6年連続2桁勝利を記録し、今季は5年連続200投球回を達成している。

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