ブルージェイズからフリーエージェント（ＦＡ）になっていたメルキー・カブレラ外野手（30）がホワイトソックスと３年契約で合意した、と１３日（日本時間１４日）、複数の米メディアが伝えた。米スポーツサイト、ＣＢＳスポーツによると、総額４２００万ドル（約４９億８千万円）だという。

　カブレラはＦＡ外野手の中で最も注目を集めていた１人。移籍先有力候補にマリナーズが挙がっていた。

　今季のカブレラは１３９試合に出場して打率・３０１、１６本塁打、７３打点。０５年にヤンキースからデビューした後、ブレーブス、ロイヤルズ、ジャイアンツ、ブルージェーズの４球団を渡り歩き、メジャー１０年で通算１２１１試合出場、打率・２８６、８８本塁打、５２０打点の成績を残している。

　今季はア・リーグ中地区４位と低迷したホワイトソックスはここまでアスレチックスとのトレードでエース格のサマージャを獲得したほか、ＦＡではヤンキースの守護神だったロバートソン、強打の内野手ラローシュ、中継ぎ左腕のデュークといずれも複数年契約で合意。着々と補強を進めている。