新人王アは満票でアブレイユ 田中5位
大リーグのア・ナ各リーグの新人王が発表され、ア・リーグはホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手(27)が、ナ・リーグはメッツのジェイコブ・デグロム投手(26)が選出された。
満票で選出されたアブレイユはキューバ出身。今季は145試合に出場し、打率・317、出塁率・383、36本塁打、107打点をマーク。新人では、01年のプホルス(当時カージナルス)以来、13年ぶりに打率3割、30本塁打、100打点を達成し、メジャー史上初めて打撃主要3部門で5位以内に入った。
2位はエンゼルスの先発、マット・シューメーカー投手、3位はヤンキースの中継ぎ、デリン・ベタンセス投手。右肘痛で後半2カ月、故障者リスト入りしたヤンキースの田中将大投手は5位だった。
ナ・リーグ新人王のデグロムは5月15日にメジャーデビュー。22試合に登板して9勝6敗、防御率2・69だった。2位はレッズのビリー・ハミルトン外野手、3位はカージナルスのウォン内野手だった。
同賞は全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者30人の投票によって決定。アブレイユには30人全員が、デグロムには26人が1位票を投じた。