青木「このままだとカッコ悪い」

インタビューに答える青木
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 ロイヤルズの青木宣親外野手(32)はジャイアンツとのワールドシリーズ第3戦を翌日に控えた23日(日本時間24日)、敵地AT&Tパークで全体練習に参加し、調整した。

 本拠地での連敗を阻止し、1勝1敗で敵地に乗り込んできた青木。自身は2試合で7打席ノーヒットの結果に「このまま無安打だとカッコ悪いんで(ヒットを)出さないと。とにかくチームに貢献したい、なんでもいいから」とシリーズ初安打に意欲を燃やした。

 第3戦の相手先発は39歳右腕のハドソンだ。現役最多の214勝を誇るベテランとの過去の対戦成績は8打数2安打、1打点、3四球。8打席のうち7打席でシンカーをインプレーにしているとあって「基本的に高めを打たないとね。シンカーが低めに決まり始めたら打てないのは分かっているので、(浮いた)甘いボールを打つ、ボール球は振らない。そういうシンプルな考え方でいい。余計なことは考えない」と打席内でのアプローチを明かした。

 ライトの守備練習ではクッションボールの動きを入念にチェックした。敵地の右中間フェンスはレンガ造りで形状もいびつ。07年球宴でイチロー(当時マリナーズ)が放ったフェンス直撃の打球が不規則に跳ね返り、ランニングホームランになっている。同所では7試合でプレーしている青木は「(フェンスが)デコボコしていて(予測が)難しい。えっ!?というような角度で返ってきた」と警戒した。

 敵地での3試合は指名打者を置かないナ・リーグのルールで行われる。前夜の試合では同点の六回に控え外野手のダイソンと交代した青木。指名打者のバトラーとダイソンの起用法や第3戦の先発メンバーを問われたヨースト監督は「すべてのオプションを見ているところ。明日発表するよ」と明言を避けた。

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