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“マネーボール”ビーンＧＭ敏腕発揮

2014年8月1日

　大リーグ、アスレチックスがキューバ出身の主砲、ヨエニス・セスペデス外野手（２８）との交換でレッドソックスからエース左腕のジョン・レスター投手（３０）とジョニー・ゴームズ外野手（３３）を獲得したと３１日、複数の米メディアが伝えた。

　１２年にメジャーデビューしたセスペデスはここまで打線の中軸で６６本塁打、２２９打点をマーク。今年の球宴のホームラン競争で２年連続で優勝している。一方、メジャー９年目のレスターは１０年に１９勝を挙げるなど、通算１１０勝６３敗、防御率３・６４。メジャーを代表する左腕の１人。同投手を巡ってはアスレチックスのほか、オリオールズやカージナルス、マーリンズなど、複数球団が獲得に動いていると報じられていた。

　アスレチックスは７月４日にカブスとのトレードで先発のサマージャ、ハメル両投手を獲得したばかり。ウェーバー公示なしにトレードできる最終日に“マネーボール”で知られるビリー・ビーンＧＭがまたしても敏腕ぶりを発揮した格好となった。