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イチロー、ビデオ判定で「盗塁死」

2014年4月21日

レイズ戦の11回、代走で二盗を試みるヤンキースのイチロー。いったんはセーフだったが、ビデオ判定でアウトとなる。タッチするのは二塁手フォーサイス=セントピーターズバーグ(共同)

レイズ戦の11回、代走で二盗を試みるヤンキースのイチロー。いったんはセーフだったが、ビデオ判定でアウトとなる。タッチするのは二塁手フォーサイス=セントピーターズバーグ(共同)

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 レイズ戦の11回、代走で二盗を試みたがビデオ判定でアウトとなり、ベンチに戻るヤンキースのイチロー。中央は黒田、右は田中将=セントピーターズバーグ(共同)

 ヤンキースのイチロー外野手(40)は20日(日本時間21日)、レイズ戦で先発を外れ、同点の延長十一回に代走で途中出場。1死1塁の場面で二盗を試み、一度はセーフと判定されたが、敵軍がビデオ判定を求める「チャレンジ」を使用した結果、「アウト」に変更された。試合は、ヤンキースが延長十二回5‐1で勝ち、連敗を「2」で止めた。

 この日のイチローは延長十一回、先頭で右前打を放ったジーターの代走として出場。1死からソリアーノの打席でカウント2-1から二盗を試みた。相手捕手は強肩で知られるJ・モリーナ。しかも前打者のベルトランの打席と合わせて5つのけん制球を受ける警戒網の中、仕掛けた場面を振り返り、「いいスタートじゃなかったけど、セーフになれるスタート。余裕でセーフになるなんてことはあの状況では無理ですから」と話した。

 今季2個目の盗塁成功がアナウンスされた後の今季初の盗塁死に「(できたことは)もっと早いスタート。それしかないでしょ」。この日までビデオ判定は“3連勝”で2本の内野安打と1盗塁を記録していたイチロー。出場15試合目、4度目のビデオ判定で初めてアウトとなった。



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