【鳴尾記念】ステファノスが始動

 「鳴尾記念・G3」(6月4日、阪神)

 12年から6月に移設され、宝塚記念(6月26日・阪神)の前哨戦の位置づけに。ここをステップに昨年1着のラブリーデイが本番もV。3年連続で連対馬を送り出しているように、グランプリに向けて注目の一戦だ。

 昨年の香港Cでは10着に敗れたステファノス。前残りの展開に泣いた形だが、2走前の天皇賞・秋ではメンバー最速タイの上がりでラブリーデイの2着。4走前のクイーンエリザベス2世Cでも2着に入っており、実績は上位の存在。叩き良化型だが、このメンバーなら力の違いを見せてくれるはずだ。

 天皇賞・春は惨敗を喫したサトノノブレスだが、2走前の中日新聞杯はトップハンデ58キロを背負いながらも貫禄のV。芝2000メートルではG1を除けば(2・2・2・0)と全て馬券圏内に入る堅実派。ベストの距離+別定56キロなら4つ目の重賞タイトルは目前だ。

 ヤマカツエースは京都記念で5着。道悪馬場に脚を取られて最後のひと伸びを欠いたが、2着馬とは0秒1差。決して内容は悪くなかった。今回は重賞を連勝した芝2000メートル戦。自在な立ち回りができて、安定して速い上がりが使えるタイプ。開幕週の阪神もプラスに働く。

 あとは、昨年の小倉記念の勝ち馬アズマシャトルや、新潟大賞典の覇者パッションダンスも上位を狙える。

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