【安田記念】王者モーリスが主役

 アジアのマイル王が凱旋レースに臨む。昨年の年度代表馬モーリス。始動戦となった香港のチャンピオンズマイルでは4カ月半ぶりを苦にせず完勝し、G1・4連勝を含む破竹の7連勝を決めた。帰国後は東京競馬場で調整。「1週前の動き自体は良かったけど、上がりの息が少し悪かったそうです」と橋本助手は慎重だが、ここでは地力が違う存在とみていいだろう。

 初のマイル戦に挑むリアルスティールは、ドバイターフで悲願のG1初勝利。1週前追いに騎乗した福永は「後肢の踏み込みが強くなっている。体も短距離馬っぽくなってきた」と成長を実感しながら、距離適性に太鼓判を押した。マイル界に新星誕生なるか、注目したい。

 京王杯SCを上がり3F32秒4の鬼脚でぶっこ抜いたのがサトノアラジン。重賞はわずか1勝だが、ポテンシャルはG1級だけに楽しみは大きい。14年皐月賞馬イスラボニータも復権へ虎視たんたん。唯一の外国馬コンテントメントはチャンピオンズマイルでモーリスと2馬身差の2着。軽くは扱えない。

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